時空間解析による反射・透過層の分離
本研究では時空間画像解析を用いて、窓ガラスなどに反射する物体の分離の屋外適用を目的としている。
反射物は時空間画像(EPI画像)上では色の線形和となって現われる。
この性質を利用して、透過層と反射層の分離を行っています。
以下分離例を示します。


左図:原画像 右図:EPI






左図:透過層 右図:反射層


また状況によってはEPI上でうまく分離できないケースも生まれますが、このような問題も
色のRGBの平均値を利用した方法により解決し、分離に成功しています。


左図:幅の広い反射 右図:横一線全ての反射




Publications
  • Thanda Oo, Hiroshi Kawasaki, Yutaka Ohsawa, Katsushi Ikeuchi, "Separation of Reflection and Transparency using Epipolar Plane Image Analysis", LNCS3851, the 7th Asian Conference on Computer Vision (ACCV06), Vol.1, pp.908-917, 1.2006
  • Thanda Oo, Kawasaki Hiroshi, Ohsawa Yutaka, Ikeuchi Katsushi, "The separation of reflected and transparent layers from real-world image sequence", Journal Machine Vision and Applications, Vol.18, No.1, pp.17-24, 2.2007
Kawasaki Laboratory