都市画像の学習による地域推定手法の提案
近年,ドライブレコーダーなどの車載カメラの増加とwebによる画像や動画の共有サービスの一般化により, 世界中の都市の風景画像や映像をインターネットから取得することが出来るようになってきた.これらの 情報は,都市の三次元モデル生成への応用や,地図の頻繁な更新,あるいは景観シミュレーションへの応用が 期待できる.そのためには撮影された位置の情報が必要となる.しかし,必ずしもこのような情報が 付加されているとは限らない.
そこで,本手法では世界中の画像を対象として,大域的な位置推定を行うことを目標とし,その国ごとの 識別をすることを目標にする.提案手法では,ストリートビュー画像から各都市の情報をランダムフォレスト を用いて学習させ,撮影位置の不明な画像の撮影場所の推定を行う.

図1.確信度の評価

図2.地域推定手法の概略図



Publications
  • 福元 和真 , 川崎 洋, 小野 晋太郎, 子安大士,池内克史
    「都市画像の学習による地域推定手法の提案」, 第12回ITSシンポジウム2014, 2014.12

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